こんにちは。鑑定師の宇佐應凜です。
今回は、
宇佐應凜の風水開運コラムvol.4『吉方位の開運効果』
を解説させて頂きます
まず、この『吉方位(きちほうい、きっぽうい)』とは何なのか?というところです。
とっても簡潔に言うと、「自分の持っている気と相性の良い気を持つ方位」のことを言います。
「相性の良い気」とは、↓の写真のように「居心地が良い」・「一緒に居て気楽(気が楽)」といったものです。
この「気」とは、五行(木・火・土・金・水)の五種類に大きく分けることが出来ます。
宇佐應凜の風水開運コラムvol.2『金運財布の選び方(カラー編)』でも説明しましたが、この五行には相生相剋という関係性が存在します。
相生(相性が良い)の関係性は、
- 木生火 … 木は燃えて火を生み出す
- 火生土 … 火は燃えて灰となり土となる
- 土生金 … 土はその中から鉱物(金)を生みます
- 金生水 … 鉱物(金)の中を通り水が出る
- 水生木 … 水は草木を育てる
相剋(相性が悪い)の関係性は、
- 木剋土 … 木は土の養分を吸う
- 土剋水 … 土は水を濁らせ、せき止める
- 水剋火 … 水は火を消す
- 火剋金 … 火は金を溶かす
- 金剋木 … 金は木を倒す
となります。
例えば、自分が『木の気』を持つ場合には、
エネルギーをくれる『水の気』は相生の関係で相性が良くなります。
水の気
木の気
木は水を吸い上げて成長します。
また、
『木』のエネルギーを与えれる『火の気』も相生の関係で相性が良くなります。
木の気⇒火の気
木によって火が更に燃えてエネルギーを増します。
エネルギーを貰うことで自分が喜んだり、自分のエネルギーを与えることで相手が喜んだりといった『自分自身の持つ気を気持ちの良い部分で高めてくれる気』が、『吉方位の気』となります。
これは、本来の自分自身の気を活性化させてくれるもので、気を動かしてその時の気の流れに乗せて運気が良い状態にしてくれます。もう少し言うと、自分の気に入った物・好きな物を貰うと嬉しいし、好きな場所へ行くと楽しかったりしますよね。これを自分にとってのラッキーアイテムやパワースポットと言います。
好きな趣味や好きな物は元気をくれますよね。
逆に、本来の自分の気から離れた状態にある、つまり「気が滞った状態」であると、
・物事が思うように上手く運ばない(自分の本質的な考え方から逸れている)
・体調が悪くなる(病気になる。気が病む状態)
などといったことが起こります。自分には合わない訳ですから、そのような事も起こり得ますよね。
では次に、この『自分の気』とはどうやって導き出すのか?についてです。
『自分の気』は、生年月日から算出されます。それはなぜか?というと、人はこの世に生まれ出た瞬間の大気を吸い込み成長を始め形作られるためです。生まれた時に、その環境に流れる気(天の気・地の気)を調べることで相性の良い気・悪い気を知ることも出来ます。
ここで、その人の「気」自体を詳しく見ていく方法が、九星気学・算命学・四柱推命と呼ばれる占いになります。
そうは言っても、本当にそのような占いで自分の気を知ることになるのでしょうか?
そこで出てくることが、生年月日から導き出されるその人の素質・性格の部分です。よく占いを使っていて起こることが、「何故そんなに私の事が分かってしまうの?」、「会ったこともないのに何故他人の性格がそんなに分かるの?」ということです。それは、生年月日から出てくるその人の気を素質・性格に置き換えて表現したものだからです。つまり、占いを受けたりして体感している素質・性格などの情報が自分の知っている事と一致することが、生まれた時の気の存在を示しています。
ちょっとだけ脱線すると、、、
「占いが当たる」とか言われるのはその人の気を読み取って伝えているからです。同じ情報を観て、人それぞれ反応が異なるように、そこから先はその占いをする人の人間性となります。
『自分の気』を知り、それと相性の良い気である『吉方位の気』を受け取ることが、結果として自分を気持ち良い状態(良い気分)にしてくれます。
気持ちの良い状態とは、
・自分にとって良いことがあった(楽しかったり嬉しかったりなど気分が良くなる)
・滞っていた気が流れた(問題となっていた事が解消したり、吉方位へ行くことで病気が良くなったりするのはこの効果です)
などといったことです。
本来の自分の気を活性化してくれる道へと導いてくれるものが「吉方位の気」となります。
つまり、『吉方位の開運効果』とは、自分の望むような形で、自分好みでそうありたい未来になるエネルギーを得て、そのようになっていく作用のことです。
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