教えて宇佐先生!「凶方位への引越し」

はい、わかりました。方位作用の大きさは、おおよそ(目安として)「移動距離×滞在時間」に比例しますので、旅行よりも滞在時間がずっと長くなる引越しは一番方位に気をつけたいときですね。

おお、そうなんですね!

大丈夫ですよ。私のご依頼者で 凶方位に引越した方でも対処をきちんとしていただければ、問題なく過ごせています。 対処法は色々ありますので、現状の生活に合った対処方法を選んでいきましょう。

そうですね、色々な解釈の人がいますね。

結論から言うと、九星気学の凶方位を気にしなくていいと言うのは誤りです。

奇門遁甲のみで判断している人は、気学を安易な理論のものだと思いがちです。九星気学は象意の観察や先天運の考察などからその九星と五黄殺などの凶方位の存在は明らかです。

はい

気学と奇門遁甲どちらの方がより優れている、というものはありません。どちらの方位を優先するのかはどんな目的で方位を観るのか？という点で区別しています。 簡単に言うと、奇門遁甲は方位の作用が早く出ますが、薄れるのも早い。そして九星気学は作用がゆるやかに長く続くという傾向があります。 ですので、滞在時間の短い旅行(吉方取り)では奇門遁甲の時盤・日盤を重視し、滞在時間が長くなる引越しの場合は九星気学の年盤・月盤を重視します。

年盤・月盤・日盤・時盤でどの方位も吉方位だったら、もちろん良いですが、なかなかそんなタイミングはありませんので、引越しの場合は九星気学の年盤を最重要視し、次に月盤を確認します。 日盤・時盤は奇門遁甲の方が効果が高いため、引越しに良い日時は奇門遁甲の方位盤を優先的に用います。ただし、日盤・時盤も九星気学の五黄殺・暗剣殺・破れという強い凶方位を避けて、九星気学的にも吉方位を選べるよう考慮しています。

はい、鑑定ではできる限り凶を避けて障りのない方位や吉方位をご提案しています。

おそらくそう言われている方は奇門遁甲を唯一と考えて、九星気学自体を軽視しているように感じられます。
先ほども言いましたが九星気学の方位作用は無視できないと考えてください。 また、「凶方位は吉方位で打ち消せるのか？」というと、半分正解ですね。
吉方取りをすると、過去の凶方位が相殺できるということをよくお話しますが、どれくらい打ち消すことができるのかは、その人にどのくらい凶方位の気が溜まっているか、またどんな凶方位を過去に踏んだのかによって変わってきます

そうですね。そして先ほどもお話しましたが、九星気学の方位はゆるやかに長く続く作用(最長60年)で、奇門遁甲は早く効果が出て短い期間で薄れる作用(2-3ヶ月程)です。
ですので、仮に九星気学の年盤の凶方位と奇門遁甲の日盤の吉方位で引越しをしたとしても、奇門遁甲の日盤の吉作用は長くは続かないので、引越し後にも長く続く九星気学の年盤の凶作用を相殺することはできないと考えます。

ただし、奇門遁甲の吉方取りを定期的に繰り返すことで、年盤の凶作用を抑え続けることはできますし、吉方取り以外にも凶を避ける対処方法もありますので、安心してください。
鑑定では運勢なども観させていただくので、凶を除けるためのアドバイスなどもさせていただきます。

注意点としては、やはり方位を専門に扱う人を選ぶことでしょうか。方位学はやや複雑なのであまり方位に精通していない占い師さんだと鑑定が間違っているケースも多くみられます。 また、いたずらに不安を煽ってくるような占い師さんも避けるようにしてください。心が乱れると気の状態も乱れて悪い方向に流れやすくなります。 ただし、 方位なんて気にしなくていいと言っている人もお勧めできません。 凶方位の作用を避けるにはきちんと対処することが大切です。

そうですね、一番良くないのは、不安なまま引越しをしてしまうということですね。悪いことが起こったとに慌ててご相談をいただくことも多いのですが、できれば引越し前に対処することが望ましいです。その引越し前に「なんとかしよう」という前向きな姿勢が難を除けるのに役立つと鑑定を通して感じます。

はい、そうですね。

正確な方位を把握するため、可能であれば正確な住所をお聞きしたいですね。ご相談者様から「この方位に引越します」と言われて確認すると違う方位だったということもよくありますので、方位の確認もプロに任せていただきたいと思います。 ただ、人によって住所を教えたくない方もいますので、その場合は最寄りの建物を教えてもらって観ることもあります。

はい、あとよく誤解されているのが、家族で引越しされる場合、「引越しの方位はその家の主人(年長男性)の方位のみを観ればいい」ということです。 家族と言えど生年月日や性格が違うように、それぞれの持つ性質・運勢も異なります。ですので、ひとりひとりに合った対処の方法をご提案しています。 また、小さいお子さんがいるご家庭は「小児殺」という子供にとっての凶方位もありますので、注意をしていただきたいです。

家族の誰かにとって凶方位の場合も、凶方位への対処をとっていただき、障りのない引越しができるようにご提案させていただいています。

「方違え」は引越し先が凶方位だった場合、一旦凶方位ではない別の住所に引越して一定期間住んだ後、吉方位または障りのない方位のときに元々の引越し先に引越すことで凶方位を避ける方法です。

はい。これができればいいのですが、引越しを2回するので、その分の引越し料金、仮住まいの家賃、その他もろもろの経費や手間がかかるので結構大変です。

はい、また大阪から東京などのように距離があると、方違えをするためのちょうどいい住まいが無いという場合も多いです。通勤時間が片道3時間になるとか、お子さんがいると通学もありますので生活拠点を何度もずらすのは難しいですよね。「方違え」ができれば理想的ではあるのですが、日々の生活を考えると無理が出てきますね。

はい、「現代の方違え」は、どなたでも対応できます。

はい、詳しいやり方や対処方法については鑑定でお答えしています。 というのは、正しい対処方法も部分的な知識から間違った解釈で使ってしまうと返って危険だからです。

引越しは「個人の気の動き」ですので、引越しをする個人の現在の運勢に加えて、方位の性質を理解して、納得して引越しをすることが重要です。理解不足で不安を残したまま引越しをしてしまうと、実際には凶方位の障りを避けていたとしても、無意識のうちに本人の意識が凶方位に向い、運気に悪影響を及ぼしかねません。

引越し先の方位と引越しをするのにより良い時期のご提案をします。既に引越し先や引越し日が決まっている場合や凶方位に動かざるを得ない場合も、障りなく引越せるよう対処方法も観させていただきます。 また、方位だけでなく、運勢傾向なども確認します。

はい、できるだけ方位も運勢も良いタイミングで引越しをしていただくのがいいですね。 運勢的に引越しを避けるべきタイミングもあるのですが、なぜかそのような時には無闇に動きたくなるようです。その場合は時期をずらせる場合はずらしてもらい、ずらせない場合は対処をしてもらいます。 もしよくない方位や運勢であったとしても、鑑定を通して現状を理解していただき、対処をして納得して引越していただくことを大切にしています。

はい、これはご希望の場合のオプションになりますが、家を購入してそこに引越される場合、不動産購入にあたっての契約日・登記変更申請日についても鑑定しています これは不動産購入というのが人生における大きな出来事で、かつ所有期間が長くなる可能性が高いため、より良い日を選ぶことが望ましいからです。 また、これもご希望の場合のオプションですが周辺環境の良し悪し、間取りやインテリアの風水も観させていただきます。 風水により気の流れを良くしてあげることで凶方位の気を和らげることもできます。

はい、吉方取り鑑定も行っています。定期的な吉方取りは凶方位の作用を抑えるだけでなく、運勢を吉に転じることもできますので、皆さんにおすすめしています。

はい、私も動画やブログなどで凶方位の恐ろしい作用をお話しすることがあるのですが、誤解して欲しくないのは、 「凶方位へ引越しをしなければいけなくなった」ということ自体は「不幸」なことではありません。「人生において凶方位への引越しも何か意味があっての出来事だ」と前向きに捉える姿勢が必要以上の凶を退け吉を呼びます。 凶方位を恐れてあれやこれやと思い悩むのではなく、きっちりと対処をして、方位と正しく付き合っていくことが重要です。 鑑定では、ご相談者さまの不安をできるだけ解消して、納得して引越しを進められるよう努めています。 実際に凶方位に引越された方でもきちんと対処された方からは、その後無事に過ごせていますとご連絡をいただきます。 引越しは人生を切り替えるチャンスでもあるので、不安なまま引越しをするのではなく、ぜひ一度ご相談ください。

はい、ありがとうございました。またぜひよろしくお願いします。