こんにちは。
吉方位鑑定師の宇佐應凜です。
今回は、吉方取りについてよくいただく「方位を確認する方法は?」というご質問についてお答えしていきます。
昔は地図に線を引いて方位を割り出していましたが、今は手軽にインターネット上やアプリで方位を確認できますので、今回は、私が特にオススメするサイト「あちこち方位」と、その使い方と見方について解説させていただきます。
動画でのご紹介はこちらです↓
「あちこち方位」の使い方
私がいつもお客様にお勧めさせていただいているのが「あちこち方位」というサイトです。
パソコン・タブレットでは「あちこち方位」(https://h200.com/houi1/)
スマホでは「あちこち方位S」(https://h200.com/houi2/)
にアクセスして下さい。
方位を確認するには色々と計算する手間があるのですが、このサイトではいくつか設定をするだけで、とても簡易的に方位を確認することができるので、私もたいへん重宝させていただいております。
パソコン・タブレット版とスマホ版では、使い方はほとんど同じですので、今回はパソコン・タブレット版の方でご説明させていただきます。
使い方①自宅を設置する
まず、「あちこち方位2.0」のページを開くと、このように地図が出てきます。
最初は富士山が基準点となっていますが、
吉方取りや引越しで方位を調べる場合、画面左上の住所検索バーに出発地点となるご自宅の住所を打ち込んで、中央にくるようにします。ただし、検索の上限があるようで、検索できない場合は、地図を動かしてご自宅に十字のマークを合わせます。また、個人のご自宅などは少しだけ場所がズレることもありますので、googlemapで場所を確認して微調整されてください。
中央に表示されている十字マークをご自宅に合わせたら、「画面中央を自宅に設定」を押すと、自宅が基準点として設定されます。
今回は京都駅を自宅に設定します。
使い方②方位線の設定(方位線の種類)
次に、方位線を設定していきます。
方位線の種類に、「方位線」、「正方位線」の二つがありますが、「方位線」は、地球を平面とするメルカトル図法を用いて、地図上に直線で引いた線で、「正方位線」は、地球を球体とする正距方位図法を用いて球体上に引いた線です。
こちらは日本国内での移動のような短い距離だとそこまで違いが出ませんが、海外などもっと距離が大きくなると、大きくズレが出てきます。
どちらを使うのかは流派によって異なりますが、今回は、正方位線を用いますので、赤の方にチェックを入れます。
使い方③方位線の設定(偏角)
そして、その横にある「偏角を考慮」ですが、
この「偏角」とは、北極点の位置である北緯90度を指した地図上の北(真北)と、方位磁石が指す北(磁北)とのズレの角度のことで、北に行くほどそのズレが大きく、日本では北海道の稚内だと10度、沖縄の那覇だと5度ほどのズレがあります。
こちらも流派によって分かれますが、今回は、磁北を北とするため、偏角を考慮するにチェックを入れます。
※ご注意:「偏角」は日本国内のみ対応しています。海外ではあちこち方位の偏角の機能は使えません。
使い方④方位線の設定(線の種類・角度)
次に、線の種類です。
基本的には「気学30°60°」を選択しますが、
方位を確認する時、東西南北を見たい時は、気学(30/60度)の30度幅で、北東、南東、北西、南西は、風水(45/45度)の45度幅を見てご確認ください。
というのは、この図のように、方位を区切る境界線近くに15°ずつ方位の判断が難しいグレーゾーンがあります。
吉方取りへ行く場合、基本的には方位の真ん中近くもしくは各領域内に明らかに該当する場所を目的地として行くのがベストですので、グレーゾーンを避けて方位を見るためにこの方法を推奨しています。
ただし厳密には、グレーゾーンの方位を確認することはできますので、引越しで検討している場所がグレーゾーンに被っているなどという方などはご相談ください。
使い方⑤方位線の設定(偏角計算VER)
次に、偏角計算VERを確認します。
この偏角計算とは、地図上の北緯90度地点を指す真北と、方位磁石が指す磁北とのズレを計算するものですが、地球の地磁気は場所だけでなく、時間によっても変化します。
ですので、偏角を計算する時、年によって、ほんの少しではありますがズレの大きさが変わってきます。
これから吉方取りで利用する時は、一番年代の近いもの選択しますが、もし、2001年の引越しの方位を確認するという場合は、一番近い2000を選択してください。
※ご注意:「偏角」は日本国内のみ対応しています。海外ではあちこち方位の偏角の機能は使えません。
実際に使ってみよう!
実例①京都駅→京都御所
それでは、実際に方位を見てみましょう。
先ほど京都駅を自宅にセットしましたので、京都駅から京都御所への方位を観てみましょう。
自宅をセットした後、ブラウザの更新ボタンを押してページを更新すると、前回設定した場所を中心とした方位図が出てきます。
方位線の設定をして、京都御所を探します。線の種類は気学の30/60度にします。
場所を探すとき、住所検索バーからも検索できますが、1日あたりの検索数に上限があるので、一人が大量に検索すると他の人が検索機能を使えないことがあります。ですので、地図を見てわかるようなところは地図を動かして探します。
京都御所はここですね。
北の30°の範囲にあるので、京都駅から見て、京都御所は北となります。
実例②京都駅→三朝温泉
では、京都駅から鳥取の三朝温泉へ吉方旅行へ行きたいので方位を調べたいという場合を観てみましょう。
三朝温泉を住所検索バーから検索します。
三朝温泉では、「旅館大橋」に泊まることにしましょう。
方位を確認するにあたって、一旦保存しておきたい場所がある場合などは、「マーカー機能」を使うと便利です。
まず、「マーカー」のタブを開いて、保存しておきたい場所に、十字のカーソルを合わせて、「画面中央にマークを置く」をクリックすると、その場所が保存されます。
初めは名前が数字になっていますが、わかりにくいので、横の鉛筆のマークを押して、自分が分かりやすい名前に変更します。一旦数字を全部消して、「旅館大橋(三朝温泉)」と入力します。
一度チェックを外して、再度チェックをすると、設定した名前が反映されるようになります。
では、京都駅から三朝温泉の方位ですが、30/60度の線では北西にありますが、もしかするとグレーゾーンかもしれませんので、45/45度の線で確認してみます。
すると、こちらでも北西に入っていますので、京都駅から三朝温泉は北西となります。
簡単に方位が確認できて便利ですね。ぜひ、吉方取りにご活用ください。
吉方取りで寄り道する場合
吉方取りをするとき、目的地に入る前にパワースポットなどに立ち寄ることをおすすめしていますが、できればそのパワースポットも、吉方位の領域内にあるパワースポットであると、より吉方位のパワーが得られます。
もちろん、吉方位から離れた場所に寄り道したとしても、吉方位上の最終目的地でしっかり滞在すれば、吉方位の気をいただけますので、そこまで厳密に気にする必要はありません。
吉方取りをしてみたい方へ
吉方取りを試してみたいという方は、
youtubeショート、またはライン公式アカウントで週末のオススメ吉方位を配信していますので、ぜひご活用ください。
ご利用の際の注意点として、この週末吉方位は、奇門遁甲のみでみる吉方位ですので、引越しや転職、長期の旅行など長いスパンをみる必要のある吉方位としてはご利用いただけません。短期の旅行などでご活用ください。
また、引越しや長期旅行、自分だけの最大吉方位が知りたい方は、吉方位鑑定にて鑑定可能です。
ぜひ、日常的に吉方取りを取り入れて、一緒に開運体質に変わっていきましょう!
宇佐應凜
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