こんにちは。

鑑定師の宇佐應凜です。

様々な鑑定のご依頼がある中で、事情があって凶方位にしか移転できない場合が往々にしてあります。吉方位よりも凶方位の方が圧倒的に多いために仕方のないことですが、その凶方位の作用を除ける対策の1つとして『方位転居法(仮吉方、方違えとも言われる)』と言われるものがあります。 

↓動画でも解説しています

 

「仮吉方」とは?

「仮吉方」という言葉の定義は様々ありますが、ここで言う『方位転居法(仮吉方・方違え)』とは、引越しなどの際に、何らかの事情で凶方位に動くしかない場合、凶方位を避けるため「一時的に吉方位 or 障りのない方位へ仮に引越しをして、その後に吉方位で新居もしくは現住居に引越しをすること」を意味します。

仮吉方の流れ

❶現住居→仮住居→新居

現住居→新居が凶方位になってしまう場合

仮吉方・方違え

❶現住居→仮住居→現住所

凶方位に引越してしまったと気がついた後、凶方位の影響を避けるために仮住居に引越して現住居に戻る

仮吉方の説明

仮吉方をした方がいい3つの場合

この『方位転居法(仮吉方・方違え)』が必要になるのか?3つのパターンをご紹介します。

【1】八大凶殺で現在の住居に引越しをしてきた場合

2023年の仮吉方

九星気学の「八大凶殺(※どの方位を八大凶殺とするかは諸説あります)」である五黄殺・暗剣殺・歳破・本命殺・本命的殺・月命殺・月命的殺・定位対冲の方位で引越しをせざるを得ない、または引越してしまった、という場合です。

(受け取る方位作用の大きさ)=(移動距離)×(滞在時間)が目安となりますので、凶方位で引越してきた家に長く住むことで方災を受けることになってしまいます。

また諸説ありますが凶方位を侵すと1,2回の方位転居では好転が難しいとも言われ、凶方位で引越しをして長く住んでしまうと、改善するには転居を繰り返すことが必要ともされます。(※こういった場合には凶方位の対策をする必要があります。引越し鑑定にてご説明しております)

引越しで凶方位を侵さないことが一番ですので、引越し前には方位鑑定を受けていただくことをお勧めします。

【2】現住居の建て替え、大幅なリフォームをする場合

現在住んでいる家を建て替えたり、大幅なリフォームや増築・減築をする場合です。

リフォーム・増改築の時期

一般的な流れとして、現在住んでいる家を建て替えたり、大幅なリフォームや増築をするにあたって、数ヶ月工事が入る場合、一旦別の所に住んで、改築が終われば元の家に戻るので、引越しを2回することになります。

ですので、2回とも凶方位で動いてしまうと凶作用を強く受けてしまいますので、引越し鑑定をして、凶方位を避けるとともに、「仮吉方」を利用して、仮住居から吉方位で元の家に戻ることで吉作用を受けることも可能です。ので、計画的に動くことが重要です。

リフォームのための仮吉方

また、仮住居に引越さずに居住しながら家をリフォーム・増改築する場合も注意が必要です。

九星気学では、家をリフォーム・改築することは、家の八方位を一時的にも壊すため、方災が起こるとされ、その方災を避けるためには『気抜き』(増改築の前のある一定期間空き家にして人が居住しない状態を作る)という処置が必要とされます。

大規模な改修でなくてもトイレやお風呂だけといった部分リフォームの場合も方災への対処が推奨されますので、こちらもご不安な場合はご相談ください。各種吉方位鑑定・引越し鑑定にてご説明しております)

気抜き

【3】家族での引越しで、家族の一部だけが凶方位へと動いてしまった場合

これは、家族での引越しにおいてよく起こる事例です。

引越し鑑定では、その家の主人(家長・世帯主)しか考慮せずに観る鑑定が多いのですが、家族それぞれ持って生まれた気質(性格、運勢)が違うように、吉方位・凶方位も異なります。

主人で引越しを観るのは間違い

ですので、引越しが家の主人にとっては良い方位でも、家族の一部にとっては凶方位だったということがよく起こります。

そんな時に、引越しが凶方位になってしまう、または引越しで凶方位に動いてしまった家族のみ「仮吉方」を利用することで、方位の凶作用を抑えることができます

仮吉方の問題点・デメリット

ただし、こうした『方位転居法(仮吉方・方違え)』の問題点・デメリットとしては、「現実的に難しい」点が挙げられます。

仮吉方の問題点

例えば、家族の引越しの場合です。通常は家族全員がバラバラの気質(性格・運勢など)を持つ場合が多いので、そのため吉方位や障りのない方位も異なります。となると、「同じ仮住居に住むことができない…」、「時期を合わせることができない…」といったことが起こると言えます。

仮吉方・方違え

家族が多いと、その分だけ方位と時期を合わせるのが至難の業になってきます、、、

また、引越しで家族の中の一人が凶方位で「仮吉方」をしたいという場合でも、その家族が小さいお子さんだったり、介護が必要な方だったりすると、一人で動く・一人で住むのはかなり厳しいと考えられます

各自で引越し鑑定を受ける

強引な引越し鑑定に注意

このように、現実的にはかなり厳しい「仮吉方」という方法ですが、方位学の本などでも紹介され、理論的には正しいとされているので、多くの引越し鑑定で推奨されるようです。

 

引越し鑑定を受けられる方には、「引越の後、不運な巡りが多かったり、体調不良が続いたりと、不安に思い調べてみると、凶方位での引越しをしてしまっていた…」と不安を抱えて相談に来られる方が多いのですが、「既に家を建ててしまった後で引越すことができない…」「子供の学校や職場の関係で引越しが難しい」という引越しをやり直せないといった状況もよくあります。

仮吉方の難点

 

現実問題、『仮吉方(方違え)』を勧められても、仕事や家族の関係、費用や日程の都合で難しいにもかかわらず、それでも引越しをし直すことを強く薦められて困り果ててしまう、という方が多いようです。

仮吉方の問題点

私のところには、他所で鑑定してもらったものの納得がいかずに、より丁寧に観て欲しいというご依頼者がよくいらっしゃいます。

お話を聞くと、ご依頼者の希望や家族構成を無視した強引な鑑定をされて、「仮吉方」を押し付けるのみで、その仕組みの解説もせず、質問にも答えない、といった鑑定をされた、というパターンが多く見受けられます。

それは、方位鑑定をする占い師のうちにも、方位の性質を理解せず、研究もせず、杓子定規に本に書いてある情報のみ正しいとする方が多いからだと考えられます

強引な鑑定士

宇佐應凜鑑定所では、不動産の購入後にその方位が凶方位であることに気が付いた方や、五黄殺・暗剣殺・歳破などの凶方位へ引越しをせざる得なかったご依頼者様からも、鑑定に満足していただき、数年後にも引越し鑑定のご依頼を頂くことが多いです

仮吉方の対処方法

「お陰様でその後障りなく無事に過ごせました!」とお伝え下さる方もいらっしゃり、とても嬉しく感じています。

宇佐應凜鑑定所の鑑定では、九星気学と奇門遁甲を組み合わせて最善の方位をお知らせするとともに、凶方位へ動かざる得ない場合も対処方法まで鑑定にてお伝えしております。吉方位や凶方位は目には見えないものなので、ホントかな?と思われるかもしれません。鑑定を受けた方々からご感想や喜びの声を載せてあります。

引越し鑑定

 

長い期間、鑑定ををしていると、「もうだめだ、諦めよう」という姿勢ではなく、「なんとかして対策をとっていこう」という前向きな姿勢が凶を除けて、吉を引き寄せるを避けることに繋がると実感しています。

凶方位への引越し対策

引越し鑑定を受けていただいたご依頼者様のその後のお話をお聞きすることがありますが「凶方位対策を取った上で引越しをして、障り無く過ごせたので」と言って、次の引越しも鑑定を依頼して頂くことが多々あります。

何事も諦めてしまわないことが大切だと感じますね。

 

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