こんにちは。
鑑定師の宇佐應凜です。
様々な鑑定のご依頼がある中で、事情があって吉方位へ移転できない場合が往々にしてあります。気学で八大凶殺・六大凶殺などと言われるように凶方位の方が圧倒的に多いために仕方のないことですが、凶方位の対策の1つとして『方位転居法(仮吉方、方違えとも言われる)※』と言われるものがあります。
【1】仮吉方の流れ①:現住居→仮住居へ引越し、仮住居から新居へ吉方位で引越しをする
【2】仮吉方の流れ②:凶方位で現住居に引越しした後、一旦仮住居に引越しをして、仮住居から現住居に吉方位で引越しをし直す
※言葉の定義が様々あります。ここで言う『方位転居法(仮吉方・方違え)』は、「一時的に吉方位 or 障りのない方位へ仮に引越しをして、その後に吉方位で新居もしくは現住居に引越しをすること」を意味します
どのような場合に、この『方位転居法(仮吉方・方違え)』が必要になるか?というと、いくつかのパターンが考えられます。
① 八大凶殺(五黄殺・暗剣殺・歳破・本命殺・本命的殺・月命殺・月命的殺・定位対冲)で現在の住居に引越しをしてきた場合
(受け取る方位作用の大きさ)=(移動距離)×(滞在時間)となるので、そこに長く住むことで方災を受けることになり、諸説ありますが凶方位を侵すと数度の方位転居では好転が難しいとも言われ、凶方位で引越しをして長く住んでしまうと、改善するには転居を繰り返すことが必要ともされます。(※こういった場合には凶方位の対策をする必要があります。引越し鑑定にてご説明しております)
② 現住居の建替え、大幅なリフォーム・増築する場合
現在、家族で住んでいる住居があって、その家を建て直したり、大幅なリフォームや増築する場合です。規模が大きくなると、リフォームをするだけでも数ヶ月かかる場合もあります。
こうした建替えやリフォームなどは、人に例えると手術するようなイメージですので、いかに安全に進めていくかの慎重な対処が必要になります。
一旦、『気抜き』(増改築の前のある一定期間空き家にして人が居住しない状態を作る)が必要ともされます。気学で言われるところでは、八方位を一時的に壊すことともされ、居住しながら家を壊したりするとその災は逃れられないとも言います。(※対策を取る必要があります。各種吉方位鑑定・引越し鑑定にてご説明しております)
また、仮住居から吉方位でリフォーム・増築後の家に引越しをして戻れたら吉作用を受けることも可能です。そのためにも計画的に動く必要があります。
③ 家族での引越しにおいて、家族の一部だけが凶方位へと動いてしまった場合
家族での引越しにおいてよく起こる事例です。その家の主人を主体で観ることをしている方が多いですが、家族各自で気質(性格・運勢など)が違うように吉方位・凶方位が異なります。
その一部だけが引越しをし直すことができれば良いですが、小さな子供だったり、介護が必要な人だったりすると身動きが取れなかったりします。
ただし、こうした『方位転居法(仮吉方・方違え)』は、現実的に難しい場合が多いと言えます。
例えば、家族の引越しの場合です。通常は家族全員がバラバラの気質(性格・運勢など)を持つ場合が多いので、そのため吉方位や障りのない方位も異なります。となると、「同じ仮住居に住むことができない、、、」、「時期を合わせることができない、、、」といったことが起こると言えます。
家族が多いと、その分だけ方位と時期を合わせるのが不可能になってきます、、、
こうした状況で、他所で鑑定をしてもらったが納得がいかずに、より丁寧に観て欲しいというご依頼者がよくいらっしゃいます。お話をよくお聞きすると、このあたりを無視してかなり強引に説明がされていることが多いようです。しかも、鑑定しっぱなしでその後の疑問点に答えてもらえなかったり、仕組みの解説がおざなりなこともあるようです。
宇佐應凜鑑定所では、不動産の購入後にその方位が凶方位であることに気が付いたり、転勤などで五黄殺・暗剣殺・歳破などの凶方位へ引越しをせざる得なかったご依頼者様からも、数年後にも引越し鑑定のご依頼を頂くことが多いです。
「お陰様でその後障りなく無事に過ごせました!」とお伝え下さる方もいらっしゃり、とても嬉しく感じています。
また、引越しをした後に、どうにも不運な巡りが多かったり、体調が悪かったりするので、もしかして過去の引越しが原因かなと調べてもらったら、現住居に引越したタイミングが凶方位だったという方もいらっしゃいます。しかし、既に家を建ててしまった後でどうしようもない状況もよくあります。
そのため、『仮吉方(方違え)』という方法を他で紹介されたが、現実的にみて仕事や家族の関係、費用の都合で難しいということもお聞きします。それでも引越しをし直すことを強く進められて困られる方が多いようです。
その人の置かれている状況を踏まえずに、どこかで教わった型通り?に鑑定をしてしまっていることがあるようです。また、運勢面の考慮もされていないことがよくあるので、「方位」という側面だけで簡単に捉えてしまっているのかもしれないですね。
こうした引越しにあたって最善の方法としては、九星気学だけでなく、奇門遁甲を合わせて観ていく必要があると言えます。奇門遁甲は難解であるため使える人はあまりおらず、日本では簡易な気学が広まり、それだけで引越し鑑定などをしている場合が多いようです。
何事についても言えますが、自分が扱っているものの意味を正しく捉えて鑑定に用いていくことが重要と言えます。ネット上でよくあるのが、実際に気学なり奇門遁甲なりを検証して実際に使ってみずに、教わったり本に載っている情報だけでの鑑定も散見されます。
宇佐應凜鑑定所の鑑定では、仮吉方の鑑定から、それが難しい場合の対処方法まで鑑定することが可能です。吉方位や凶方位は目には見えないものなので、ホントかな?と思われるかもしれません。鑑定を受けた方々からご感想や喜びの声を載せてあります。
気学だけでなく、奇門遁甲も活用して最善の選択ができるように、凶方位へ動かざる得ない場合も対処方法まで鑑定にてお伝えしておりますので、お気軽にご相談をして下さい。長く鑑定をしていると、なんとかして対策をとっていこうという姿勢が凶の現象を避けることに繋がると実感しています。
「悪い方位だったけど何とかしよう!」という前向きな行動が難を除けて、吉を引き寄せることになると思います。
ご依頼者様のその後のお話をお聞きする場面がありますが、凶方位対策を取った上で引越し先で障り無く過ごして、次の引越しのご依頼を頂くことも多々あります。
何事も諦めてしまわないことが大切だと感じますね。
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